月を介して、千年前の思いに触れる
夜空に遠く浮かぶ月。
美・憧憬・郷愁・悲哀…月は千年以上前から、あらゆる感情の源泉であり続けていました。
近年では「日本における月の信仰は縄文時代まで遡る」という説も唱えられ、月と日本人の関係の深さがうかがえます。
「月がもたらす詩情や信仰心」というと、今の私たちには関係のない、遠い昔の話のように聞こえるかもしれません。
しかし月を美しいと思う心は、今も昔も変わらないはずです。
月を仰ぐとき、その目には何百年何千年前の人たちと同じ思いが宿っているはずです。
遠月舎では、そんな「遠く光る月」のような文化の姿に目を向け、日本人の感性と記憶を見つめ直しています。